こんにちは草間です!
我が家では、1週間分の食材を週に1度ドカッと買い込むので、食材によってはだいぶ日が経ってしまってから食べることになります。
賞味期限のある肉魚類は、結構焦ったりします。
食べれられない程ではないけれど、野菜がちょっとしなびちゃったりして食感も微妙な感じに。
味や食感だけでなく、当然栄養価も落ちちゃうもんでどうしたもんかと思案しておりました。
それじゃ困ってしまうので、長期保存したいと思っていたタイミングで
たまたま知ったVacuvita(バキュビータ)という真空保存機を買ってみましたよ~。
(正確にはCampfireというクラウドファウンディングサイトで支援に対するリターンという形でゲットしました)
ジャーン!
とりあえず、シンプルにかっこいい!!
これだけオシャレだと、お部屋に存在するだけで無駄にテンションが上がります。
ボタンの部分が青く光るとこなんかすごく近代的でよき。
本体を開くとこんな感じ(試しにオレンジ入れてみました)
今回選んだのは、スターターセットだったので、以下のものが入っておりました。
- Vacuvita真空パック機本体x1
- タッパーコンテナ(ホワイト) Sサイズ x1
- タッパーコンテナ(ブルー)Sサイズ x2
- タッパーコンテナ(ブルー) Mサイズ x1
- タッパーコンテナ (ブルー)Lサイズ x1
- 真空パックバッグ Mサイズ x5
- 真空パックバッグ Lサイズ x5
全部込みで¥59,600(草間は早割的なのだったのでもう少し安く買えました)
コンテナっていうのはこんな感じ↓(撮り忘れましたが、もう一つ白いSサイズのコンテナもついてきます)
という内容でした。
そもそも真空にするとどんないいことがあるのか?
公式サイトには商品説明にこんなことが書かれています。
1台で食品ロスをゼロに
Vacuvita
オランダ発 次世代型真空パック機
真空にすると、どうやら食材が長持ちするらしいです。
やっぱり生物が腐ってしまうのって、空気に触れて酸化が進んだり、菌が繁殖してしまうのが原因のよう。
真空の中で食材を保存すると、当然酸化は防げて、菌の繁殖もかなり抑えることができるのだとか。
従来の真空パック機との違い
実は真空にできるガジェットって、バキュビータを知る以前にもたくさんありました。
かくいう自分もダッキーという真空パック機をすでに持っております。
ではなぜ今回バキュビータを手に入れたのか!?
よりバキュビータを知っていただくために、まずは従来の真空パック機との比較から説明をしていきたいと思いますね。
ダッキーを含む従来の真空パック機とバキュビータと違いはなんなのか?それは用途と手間です。
ダッキーはですね、こんな感じで袋に詰め込むんで真空作業を行うんですな。
で、その際ガチャンと抑え込んでやるんですけど、これが結構固くて力がいります。
女性だとキツイかもしれません。草間は男ですがそれでもまぁまぁハードです。
これだけ大変だと、毎回腰が重くなって調理することが面倒になっちゃうんですけど、
バキュビータだとこの欠点が改善されてるんです。
バキュビータ本体にはこのような「アダプター」なるものが付属しています。
これを専用の場所にスポッとはめるだけで準備完了。
あとは軽く手で上から抑えておけば、コンテナなり真空バッグなりが簡単に真空にできちゃうという寸法です。
便利~。手で軽く抑えるだけなので、体力がしんどいなんてこともありません。
しいて言えば、吸引時の音がちょっとうるさいかも…?
とはいえ、これはダッキーでも同じくらいの音がしていたので、真空を作り出す上でしょうがないのかもしれませんね。
ちなみに吸引口まわりに水やらオイルやら液体がついていると、吸引能力が著しく落ちます。
なので、もしなかなか空気が抜けていかないと思ったら、まずは吸引口が濡れていないか確認し、濡れていたらテッシュやタオルなどで拭き取ってあげましょう。
真空バッグを使う場合
真空ガジェットを調べている人のなかには、低温調理をしたくて興味をもった方もいらっしゃるかもしれません。
草間もその口です。
真空バッグの中に保存したいものを入れてチャックを締めます。
この際、なるべく空気は抜いた方が吸引時間が短くなります。
画像の白い枠の部分にホースのさきっちょにあるアダプターをのせてやり
最後に本体上部で発光してるボタンを押してやれば、ヴ~~ンという音が鳴り出し吸引が始まります。
バッグが完全に真空になると機械が自動で判断し、「ピッ」という音とともに吸引を止める仕組みになってます。
っていうかのせて、ちょっと抑えるだけでちゃんと吸引するのがすごい…。
野菜の保存について
野菜はエチレンガスを発生させます。
必要なものだけど、このガスにふれると老化が早まってしまうそうな。
だもんで、真空パックしたような完全な密閉空間だと、野菜が自ら放出したエチレンガスにやられてしまい、老化が進んでしまうため真空保存には本来向きません。
エチレンガスさえなんとかなれば、野菜も真空が有効だろうにとダッキー時代はジレンマを抱えておりました。
しかし、このバキュビータの説明書には定期的に(2、3日に1度)このエチレンガスを抜いてやれば、問題ないとの記載が。おお~!なるほど!
とまぁ…、その理屈でいくと、従来の真空パック機でも野菜の真空保存は可能なんですけど、ここでバキュビータの真空方法が活きてきます。
従来は空気を吸い取るために、まず袋をいちいち開けなければなりませんでした。吸引口を袋の中に突っ込む必要がありましたので。
ですが、バキュビータはコンテナのフタを閉じたまま、あるいは真空バッグのチャックを閉じたまま、空気を吸い取ることができるのです!
その手間のあるなしはでかい!
確実に家事が1段階、楽になりました。
一人暮らしさんにもいい…かも…?
一人暮らしだと、食材をつい腐らせてしまうことってありますよね。
スーパーに行くと、どの食材も一人で食べるにはちょっと多い。
だからバキュビータで真空保存して保存期間を長くすれば、食材ロスも減らせるでしょう。
お財布にも地球にも優しい!
難点をあげればちょっと大きくて場所をとってしまうこと。
狭い部屋だとちょっと厳しいかもしれませんが。
保存期間について
保存期間は、食材ごとに細かく本体についてきた食品保存マニュアルに記されています。
結構細かくて最初はいちいち確認が大変なんではないかと、ちょっと不安にもなりましたが、普段使うものだけをとりあえず把握しておけばいいかなと思いました。まぁ、種類ごとに違うのは当然ですよね。
※マニュアルの一部
ちなみに上記の表はWEB上でも確認できますよ~。
真空できないもの
いくつか真空できないものがあるので、そこだけ注意といったところ
説明書に書いてあるので要チェックですね。
ざっくりどんなものがいけないかというと
たまねぎ(生) にんにく(生)きのこ類(生)じゃがいも ソフトタイプのチーズ など
たまねぎ、にんにく、きのこ類は生の状態で真空状態にすると、自然界の毒素の中では最強クラスの毒力があると言われているボツリヌス菌の成長につながってしまう可能性があるそうなので、ここは気をつけたいところ。
ちなみに加熱調理さえしていれば、これらのものも大丈夫なようです。
ですから、料理の中でたまねぎやにんにくを使っても、火さえ通してあればその料理は真空保存OKということですね。
実際に使ってみた感想
今この記事を書いている時点で、バキュビータをお迎えしてから2周間ほど経ったのですが、
まず食材の管理が圧倒的に楽になりました。
日持ちがするので賞味期限的に超安心です。
これまでだったら「あと何日で使い切らなくちゃ…!」というプレッシャーに苛(さいな)まれてきたわけですが(特に夏がきつい)、かなり精神的負担が減りました。
公式さん曰く、食品が5倍長持ちとのことなので、だいぶ心にも余裕ができます。
ほうれん草とか日が経つとしなびてしまって結構やばい感じになってることがあったんだすけど、日にちが経っても葉がピンピンしてて新鮮な感じなのがありがたいかぎり。
低温調理も楽です。オリーブオイルを一緒に入れるタイプのレシピの場合、バキュビータは水や汁物などの液体が苦手なのでダッキーに比べ難しいですが、コツさえつかめば全然いけます!
何度も言いますが、本当楽になった~。
最後に注意点!!!
この記事を書き終わってさぁブログにアップするぞ!と思っていた矢先に大変なことが…!
写真だと分かりづらいかもですが、吸引口に貼ってあったシールが洗っていたらポロッとはがれてしまいました!
なんてこったぁああああああああ!
もしかしたら洗い方が雑だったせいもあるかもなんですが、これだと空気が抜け放題でとても真空にはなりません。
結構この真空バッグもお値段したんでちびっとショック…。
…と!いうわけで、この真空バッグを使い終わった時は注意を払ってかなり丁寧に洗ってあげたほうがよさそうです。