料理

料理の出来ないガチ初心者に初心者料理本は難しい!?? ①

プロローグ

あれはまだ、草間が親元を離れ、初めてのひとり暮らしを始めた頃の話…

草間は全く料理が出来なかった…

「料理は魔法だ…錬金術だ…なぜスーパーに並ぶ食材たちを、ああも姿を変えてしまえるのか…」

初心者向けの料理本を書店で購入したり、図書館で借りたり…。

しかし当時の僕にとっては、決してそれらの本は、初心者向けと読んでいい代物ではなかったのだ…。

そう…まるで魔導書であり錬金術のレシピ…!

その手の本を開くと、まずはじめの方に「ハンバーグの作り方」が何故か高確率で載っておるのだよ。

!??

いいい…いきなり難易度が…

てっきり草間は「目玉焼き」あたりが最初のレシピで

「さすがのオラでも目玉焼きくらい作れるよ~(笑)もうちょっとレベルの高い本を買ったほうが良かったかな(笑)?次々~~!」

みたいなノリのつもりでいたんですが、突如出現せしは見るからに手間がかかりそうなハンバーグ!

いや…お前は初級者ダンジョン的にはボスレベルなんじゃ…

そしてそして、材料の欄には「ルッコラ」なる何かが名を連ねている…

なにこれ呪文!!?

どうしよう…料理人見習い草間には、このアイテムが一体どんな姿をしているのかすら想像できない…

初心者向け料理本を買ってきたつもりが上級魔導書的なものを手に入れてきてしまった…?

だ…だめだ…オラの料理人生は始まることなく終わってしまった…

本編

どうもこんにちは、草間です。

というわけで、前置きが長くなりましたが今回のテーマは

料理本について!!!です

前置きの通り、草間はまっっっったく料理が出来ませんでした。

中学校の家庭科も本当にひどくて、グループで何か作ったりする授業とか分からなすぎて大体雑用や皿洗いをしてたんですよ…。

そんなレベルの料理できない男草間が、独り立ちを期に初めて料理を覚えようとしたのですが、どんな本を読んでも挫折を繰り返すばかり。

おそらく、世の料理本はほとんど…初心者向けを謳う料理本ですら、草間レベルのガチ初心者を想定されていませんでした。

ガチ初心者草間が初心者本に求めていたもの

当時、僕が料理に求めていたのは、

  • とにかく材料が少なく簡単な手順で出来ること
  • そして金銭的に安くすむこと

この2点です。

しかし、大抵の料理本にのっているのは多種の食材や調味料が必要なレシピであることがとても多い…。

初心者の台所にそこまで色んなものが揃えられてることはまれです、まれなんです!

となると新たに買ってくるしかないわけですが、うまく使いこなせるかもまだ分からないものにお金を使うのには少々勇気が必要ですよね。

調味料は何回も使えればいいですが、1回使っただけで、あとはホコリをかぶることを考えると決して安くはないのです。

 

料理の初心者本は誰に向けて書かれているの?

初心者向けをうたうのに、なぜそんなにもハードルが高いレシピがのっているんだろう…?

料理を覚えたい初心者には2種類のタイプがいると考えると納得できるかもしれません。

  • 1つめのタイプはかつての草間のように、とりあえず自分が食えるものを作れるようになりたいタイプ。
  • 2つめのタイプは、家族や恋人、友人など、自分以外の誰かに手作りの料理を振る舞ってあげられるようになりたいタイプ。

初心者本の著者たちは、2つめのタイプの初心者さんに「私こんなのが作れるんだよ!」と胸を張って言えるようにしてあげたくてレシピを作っているのではないでしょうか?

誰かに作ってあげても恥ずかしくない。そして「おいし~!」と喜んでもらえる、そんなレシピです。

 

自分で食えればいい人には世の初心者本でもちと厳しい

でもですね…草間は別に食えれば良かった…。当時はまだ一人暮らしでしたし、誰かに食べさせる予定もなかった…。

美味しさは二の次で、食中毒の危険がなく安全に食せて、かつ必要な栄養がちゃんと摂れればそれで良かったのです。

草間のように、1つめのタイプの人ってこの世に沢山いると思うんですよ。

だけど、そんな我々に向けて書かれた本はとても少ないのです。

ちょっと余計なもの入れすぎていたり、工程をこだわりすぎいたり(※あくまで自分が食えればいいタイプの人にとってはという意味)。

確かに色々入れたり工夫すると味に深みが出て美味しくなるのかもしれないけれども…。

でもなくても可とか書いてほしかった(もちろん書いてある場合もある)。
この1文があれば救われた人がどれほどいるだろうか。

もしくは、シンプルな食材や工程のものをレベル1のレシピとして挑戦し、それが上手くいったら少し材料や工程をこだわってレベル2!みたいだったら出来たかもしれないです。

あと初心者向けのわりに説明が難解なことが多いですよ。

例えば草間の買った初心者本に実際に載っていた1例

工程1 「まず玉ねぎをみじん切りにし…」

おおおおおっといきなり?みじん切りの説明は??

どこか別のページで説明されているのかなと思いきやそれもなし。

そこ飛ばされるとガチ初心者的にはキツイです。

今の時代ならYoutubeで調べるなんてこともできますが、それだと初心者本としてどうなのとなってしまいますし。

そんな面倒なことするくらいなら、コンビニのお弁当や外食で済ませてしまおうと思ってしまっても、仕方がないことなんですよね。

 

まとめ

今回は「初心者向けって書いてあっても、本当の初心者には難しいのって多いよね」ということを語らせて頂きました(愚痴とも言う…)。

次回は、じゃあそんな草間みたいな人はどうしたら料理出来るようになるの?ってところを考えていきたいと思います。

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