こんにちは!草間です!
今回は野菜のお値段問題について考えてみようと思います!
案外お値段が高い問題
野菜って案外高いですよね。
しかも時期によって値段は結構上下するんで、お気に入りの野菜が一番安いときの倍になってたなんてことは余裕であります。
ブロッコリーとかね、旬の時期など安いと100円以下でも大きくて実がぎっしりとした感じなのが、違う時期では200円以上するのに小さいのしかない、なんてことだってね…あるわけです。
それに比べれば、加工食品の価格の安定感は魅力的です。
野菜なんてあまりお腹にたまらなそうだし(イメージ)、まぁそれよりも野菜の分の食費を削って他に好きなもの買った方がコストパフォーマンスがよくね?
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも本当にそれはコストパフォーマンスが良いのでしょうか?
突然ですが、例えばこんな金持ちの人間がいたとします。
家はプール付きの豪邸で使用人を何人も召し抱え、車は超高級車&運転手付き。
誰もが羨むような資産を持つ彼ですが、実は持病を患っていて常に体調不良で腰は痛いし、咳は出るし、年がら年中体のどこかしらが悲鳴を上げて、常に医者に説教される。
果たしてこの人は幸せでしょうか?
余りあるお金は彼のちょっとした悩みを打ち消すだけの幸せをもたらしてくれているでしょうか?
多分、幸せじゃないことは想像に難しくないでしょう。
実際、過去に行われた研究によると、
健康レベルが「普通」から「ちょっと体調がいい」に改善したときの幸福度の上昇率は、収入アップ から得られる幸福より6531%も大きい( 年収が平均値から上位1%に上昇した場合との比較)
鈴木祐著 『科学的な適職』 株式会社クロスメディア・パブリッシングより引用
だそうです。
年収がトップ1%に入るよりも、軽く体調がよくなっただけの方が6531%も幸せを感じるんですって!
さっき「想像に難しくない」とか言ったばかりなわけですが、こ…これはさすがに想像を超える研究結果なんじゃないでしょうか?
人間が幸せになるためにはついついお金を沢山稼ごうって思っちゃいがちなんですが(もちろんお金があることは大事ですけど)
それよりも日々の健康に気を使って体調を良くしたほうが、よっぽど手っ取り早く幸せになれるっていうことみたいなんですよ。
そう考えると、野菜ってめちゃくちゃコスパがいい自分への投資!
何しろ食べ物っていうのはダイレクトに健康状態に影響を及ぼします。
むしろお金を沢山稼ぎたいのであれば、まず健康を気遣うべき!
野菜はこのシリーズの第1回でも書いたとおり、病気を予防したり、頭を良くしたり、幸福度を上げる力があるのですよ。
健康になって冴えた頭で、集中して物事に取り組めた方が絶対仕事の成果も違ってきますから。
学校での勉強や資格のための学習を行う際も、当然集中力や記憶力を高めておいた方がいいのは言わずもがな。
勉強法や記憶術みたいなテクニックを取り入れようとする前に、まずベースとなる脳の機能をブロッコリーやほうれん草をもりもり食べることで上げておきましょう。
あと、美容に関しても、もちろん同じことが言えて、高い化粧品を買うならまず野菜を多く摂ったほうが断然コスパがいいですよ。
使うのが良くないというわけではなく、まず土台がちゃんとしていなければ、せっかく高いお金を出して買ってももったいないということ。
やっぱり肌そのものが綺麗な方が嬉しいじゃないですか。
みんなつい忘れがちですが、体を作るのは自分で食べたものですからね。
それをいいものに変えてあげれば自然と肌だって艶々になるんですよ。
なので、これは対策というか考え方ですが、野菜が多少高いといっても、その出費を渋るのはあまりもったいないじゃありませんか!
野菜への出費は、それをはるかに上回るリターンを得るための投資で考えてみてはどうでしょうか?
と…いうわけで!やっぱり野菜は全然高くない!という結論で締めたいと思います。
スーパーで選んでいると、つい高いと思ってしまうこともあります。
しかしその野菜は、農家の人がコントロールのきかない気候や様々な脅威と戦いながら一生懸命育てて収穫してくれたものなのです。
参考文献など
脳が11才若返る「野菜の摂取量」がわかったかもしれない件
野菜とフルーツを増やすとたった2週間で幸福度が上がるかもよ!という話
スーパー野菜のひとつ「ブロッコリー」の栄養を活かしきる最強の料理法が発見される
科学的な適職